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小児歯科・小児矯正

お子さまの大切な歯を
守るための「小児歯科」

お子さまの大切な歯を守るための「小児歯科」小児歯科では、お子さまの成長に合わせてお口の健康をサポートしています。
小児期に身に着けた歯磨きの習慣や歯科医院との関わり方は、成人になってもお口の健康を保つ基盤となります。当院では、誠意をもって診療にあたり、お子さまや保護者の方が安心してご相談いただける環境を整えています。

当院の小児歯科の特徴

お子さんとのコミュニケーション・信頼関係を大切にしています

お子さまが歯科医院に慣れるまで、一歩ずつ丁寧に対応します。チェアに座る、お口を開ける、歯磨きの練習をするなどのステップを踏みながら、必要な治療・処置を行います。常に優しく声をかけ、保護者の方にも治療内容をしっかり説明し、歯科医院とスタッフに対する信頼関係を築きます。

キッズスペースを完備

絵本やおもちゃを備えたキッズスペースを完備しています。「歯科医院=怖いところ」ではなく、「歯科医院=楽しいところ、遊べるところ」と感じてもらえるように工夫しています。お子さまがリラックスして通院できる環境作りを心がけています。ベビーカーのまま入れる診療室や、キッズスペースが見える診療室もあるため保護者の方も一緒に安心して治療を受けていただくことができます。

年齢別 むし歯予防

0~2歳のむし歯予防

生まれたばかりの赤ちゃんのお口にはむし歯菌が存在しませんが、親御さんの唾液を通して感染することがあります。
むし歯菌の感染をできるだけ遅らせるために、親御様の口腔内ケアも重要です。また、甘いものの摂取方法、適切な歯磨きの仕方、フッ化物歯面塗布などがこの時期のむし歯予防に効果的です。

3~5歳のむし歯予防

歯科医院では、むし歯のチェックだけでなく、電動ブラシによる歯面研磨、フッ化物歯面塗布、シーラントなどの予防処置を行います。
お子さま自身での歯磨きの練習も行い、親御さんの仕上げ磨きが必須となるため、適切な方法での仕上げ磨きの指導も行います。

6~11歳のむし歯予防

6歳前後になると前歯が永久歯に生え変わり、6歳臼歯と呼ばれる奥歯も生えてきます。この時期は乳歯と永久歯が混在する混合歯列期であり、特に注意が必要です。
お子さま自身の歯磨きと親御さんの仕上げ磨きが必要な時期で、一人ひとりのお口の状態に合わせた歯磨き指導を行います。さらに、電動ブラシによる歯面研磨、フッ化物歯面塗布、シーラントなどの予防処置を実施します。お子さまが好きなものを選んで食べるようになるため、適切な間食指導も重要です。

当院の予防歯科メニュー

ブラッシング指導

ブラッシング指導お子さまの歯の成長度合いやお口の状況に応じて、効果的に汚れを落とせるブラッシング方法を丁寧に指導します。正しい歯ブラシの使い方や磨き残しの少ない方法を学ぶことで、むし歯や歯周病の予防につながります。
また、ご家族の方には仕上げ磨きのコツをアドバイスし、家庭でもしっかりとしたケアができるようサポートします。

シーラント

シーラントお子さまの奥歯には、細かくて深い溝があり、歯ブラシの毛先が届きにくい場所です。
これらの溝に食べかすや汚れが溜まりやすく、むし歯の原因となります。シーラントは、この溝を歯科用プラスチックで埋めることで、食べかすが詰まるのを防ぐ処置です。これにより、ブラッシングがしやすくなり、むし歯予防に大きな効果を発揮します。

小児矯正

当院では、お子さまが将来、良い歯並びとかみ合わせを持つことができるよう、幼少期から歯並びの状態を診察しています。良い歯並びとかみ合わせは見た目の美しさだけでなく、将来的なむし歯や歯周病のリスクを減らし、歯の寿命を延ばすことにもつながります。お子さまの成長を継続的に見守り、必要に応じて最適なタイミングで矯正治療を開始します。

子どものうちに矯正治療をおすすめする理由

小児矯正治療には多くのメリットがあります。

小児矯正治療のメリット

  • あごやお口周りの成長を正しく導く
  • 自然に歯がきれいに並ぶ
  • 噛み合わせのバランスが整うため、顔の左右のバランスが良くなる
  • 後戻りのリスクが少ない
  • 将来的なむし歯や歯周病のリスクを低減

小児矯正治療をしないデメリット

  • 歯並びの乱れがひどくなる
  • 大人になってからの治療では抜歯が必要になることがある
  • あごの骨の外科手術が必要になる場合がある
  • 治療後の後戻りのリスクがある

当院で行っている小児矯正

床拡大装置

床拡大装置取り外し可能な装置で、ネジを回して歯列を拡大します。食事や歯磨き、学校の時間には外すことができ、清潔に保ちやすいです。ただし、外している時間が長いと効果が低下するため注意が必要です。

プレオルソ装置

自分で取り外しができるマウスピース型の矯正装置です。
柔らかい素材でできており、MFT(口腔筋機能療法)トレーニングと併用して治療を行うことで、口呼吸から鼻呼吸への誘導や舌の位置の改善、発音の改善にも効果があり、きれいな歯並びや噛み合わせへと導きます。

マルチブラケット装置

一般的なワイヤー矯正に使用される装置で、永久歯の生えそろった時期から使用します。細かい調整が可能で、非常に汎用性が高く、歯並びを美しく整えることができます。

MFT(口腔筋機能療法)

歯並びは遺伝的要因だけでなく、子どもの頃の生活習慣や癖からも影響を受けます。指しゃぶりや舌の位置の癖、お口を常に開けている癖などは、不正咬合を引き起こす原因になります。MFTは、これらの癖を矯正し、口腔機能を改善するためのトレーニングです。正しい舌の位置を覚えたり、舌の筋力を鍛えたりすることで、歯並びの悪化を防ぎます。