歯ブラシはどう選ぶ?
皆さんは歯ブラシをどの様に選んでいますか?
カインズさんより引用。歯ブラシ売り場にはたくさんの商品が並びますね。
歯ブラシ売り場に行くと様々なブラシが並びどれを選べば良いか悩むとの声を聞きます。私たちの医院では”歯ブラシを処方する”ので、その方にあったブラシをフィッティングから実際に使用したアドバイスまでを行なっています。しかしながら、歯ブラシ難民が多数存在することも事実ですので今回は、歯ブラシ選びの参考になれば幸いです。
コロナ時代は様々な状態変化を齎しましたね
2023年オーラルケア市場(週刊粧業調べ)は、金額ベースで前年比3%増の2336億円で推移しています。オーラルケア市場は、歯磨き粉やなど歯ブラシ以外の商品も含まれていますが市場は伸びていることが分かります。P&G ジャパン合同会社の2021年の調査では、お口のケア(=オーラルケア)に対する意識の変化について、24.6%と4人に1人は新型コロナウイルス感染症の流行前と比べ「意識が高まった」と答えています。また、近年の歯ブラシは500円以上の価格帯が伸長し、高機能化に加えハンドル部分にバイオマスや生分解性のプラスチックを使用した環境配慮型商品の増加も平均単価上昇に寄与しています。
つまりは、
②高機能製品の開発
③美容志向の向上
④環境意識の向上
⑤ネット販売の増加
上記により歯ブラシを販売したら売れるので商品が沢山存在する様になるのです。 その中には、あなたに合う商品(歯ブラシ)もあるしそうでないのもあるのです。合う歯ブラシはどれか?は、どんなお口の状態か?で変わります。歯並びは? 磨き方の癖は? 歯肉の腫れがあるか? 歯槽骨の具合は?など、フィッティング してもらいご自身に合った歯ブラシでお口の健康を維持しましょう!
企業案件ではありませんが、当院で扱っている歯ブラシの一つをご紹介します。虫歯が出来やすく、歯垢がつきやすい方におすすめ歯ブラシです。二酸化チタンを応用した歯ブラシです。二酸化チタンによる光触媒効果により歯垢を分解しやすくした上でブラシの清掃効果を高めます (販売元の株式会社シケンさんと当歯ブラシの口腔内細菌への影響を実際に研究しました)。本体とブラシの構造なのでブラシを変えれば長く使用できるのも良いです。そして、強くブラッシングすることがし難い形態なのでブラシ圧を気にする方にも有効です。この歯ブラシも当院ではフィティング・実際に使用して処方いたします。